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第一回公演「ラジコントンボ」無事終了しました!

こんにちは、劇団大自然下っ端の伊藤です!
最近、セブンイレブンのおにぎりが100円なので好きなおにぎりを毎日買いあさっております。

さてさて、6月15日は劇団大自然第一回公演「ラジコントンボ」の千秋楽でした。
ご協力いただいたみなさん、そして何より観劇くださった皆様のおかげで無事終了いたしました! 本当にありがとうございました。


今回は、脚本を書いた伊藤から少し舞台裏の小話的なことをしようと思っています。

そもそも、僕がこの脚本を書いたのは去年の九月のことでした。劇団を立ち上げようという気持ちはあったのですが、まだそのことが現実味を帯びてないときに出来上がったのはこと作品です。

「ラジコントンボっていう題名で脚本を書いてみようよ!」と言ったのは三人のうち誰だったでしょうか。とりあえず、大学近くの定食屋で思いついたような気がします。もともと劇団名を考えていたはずだったのですが、なぜか第一回公演のタイトルになってしまいました。ちなみに、僕は劇団ラジコントンボ推していたんですけどね、ううん。

まあ、そんなこんなで三人が同じ題名で脚本を書いてみようということになったわけです。ところが、締切を守ってすべて書き上げたのは僕だけでした。なので、巧拙は問わずに僕の作品を上演する運びになっというわけです。

いや、本当はもう少し紆余曲折があったんですけどね。ラジコントンボで上演することが決定して、瀬上が書き上げることができなかったのもその要因の一つでしょうか。彼が忙しくなかったら、ラジコントンボはもう少し素敵で違った作品になっていたのかも……?

まあ、それはともかく、僕は自分の書いた脚本が舞台になったところを見ることができて満足です。いや、出たんですけどね。出た舞台上で見たんですけどね。確かに、自分の作品に自分が出るということも幸せなのかもしれません。

そして、この上演に際して最も幸福だったことは、脚本と演出が違ったことかもしれません。今回は瀬上が演出を担当したわけですが、これは本当によかったなあと思っています。

瀬上が演出をつけたことで、僕が当初脳内に描いていた世界とは全く違うものになった。つまり、僕だけでは創り出せなかった世界がそこに立ち現われたのです。僕はこの現象に、稽古中から感動しっぱなしでした。同時に、演劇というものの可能性をひしひしと感じました。舞台の世界を作るのは脚本だけではないということをこれまで以上に強く感じたのでした。

もちろん、役者の力も大きかったと思います。その点、馬渡はいい役者だと僕は思っていて、公演を重ねる毎に進化していく。もちろん。瀬上も。回を重ねる毎に二人の掛け合いが徐々にうまくなっていくのを見るのは本当に楽しかったです。

そして、今回最も感謝をしなければならないのは客演の冨川さんです。稽古期間中も公演期間中もお世話になりっぱなしでした。冨川さん……いつもデニーさんと呼んでいるので、以後がそう呼ばせていただきます。デニーさんが早苗さんの役をつくり、早苗さんになっていく姿を見ることができたのは、最高に勉強になったと感じています。

劇団大自然は他から見るとまだまだ未熟な劇団かもしれません。でも、僕から見ると全員がキラキラと輝いていて、本当に僕がこの人たちの仲間でよかったなあと思うのです。僕が一緒にいることが申しわけないくらいに。

次回以降も、僕が脚本を担当したいですね。もちろん、そのためには瀬上や馬渡との脚本戦争に勝つ必要があるわけですが……。誰が何を担当するのか未分化というのも、現段階での大自然の面白さではないかと思っています。



とりとめもなくなってしまいましたが、僕が書きたかったことはこれで以上になります。
関係者の皆様、ご観劇くださったみなさん、そして僕は共に旗揚げをした二人の仲間にとても感謝しています。今回は客演とスタッフにも恵まれたのも幸いですが、何より、僕はこの二人に感謝です。というのを対外的なブログに書くのも変な話ですが、面と向かって言えることでもなささそうなので(二人ともこのブログを読まなさそう)。

というわけで、本当にありがとうございました!
劇団大自然はまだ走り始めたばかりです。応援よろしくお願いいたします。パカラッパカラッ!
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